フレネミーとは誰のこと? ・・・(きっと、貴方の身の回りにもいますヨ!!) 〈2435JKI37〉

『フレネミー』女子の見つけ方・見分け方

実は『フレネミー』の人は何処にでも居るのです。親しく近づいてきた人と慌てて友達となろうとせずに、ちょっとばかり気を付けて観察すると、必要以上に他人の事を知りたがり、それに反して自分の事はほとんどしゃべらない人はいませんか? もしくは都合の良い事しか話さない人が居ることに貴方は気付くハズです。そこには妙な距離感があり、なんとなく違和感を感じることが出来ます。

ほんの少しですが、彼女の言葉のどこかに他人を見下したり、困ってる人を馬鹿にしたり、自分の優位性を自慢する感じが漂っているでしょう。これらは気を付けていないと見抜けませんが、注意して接していると感じることが出来るものです。

更に『フレネミー』タイプの人は、必要以上にコミュニケーションを求めたり、個人的な場でのお付き合いに誘ってきますので、そういう動きには迎合しないように心がけましょう。

ところで『フレネミー』は「ライバル」とどこか似ているところもありますが、根本的な差異は、そこに「悪意があるかどうか」でしょう。『フレネミー』女子は、貴方を「敵」として見ているし、貴方にとっても間違いなく敵なのです。彼女らは相手の悪口を言ったり笑い者にするだけでは満足しません。単なる悪い噂の対象というだけでなく、徹底的にターゲットを貶めるのが『フレネミー』の目的で、ターゲットを周囲の人々から孤立させ人間関係を根こそぎ破壊していくのです。

また女性は得てして噂話が好きなものですが、『フレネミー』女子は人一倍他人の噂話が好物です。その為、噂話への反応を観察していると、その人の『フレネミー』度合いが解かるというものです。さほどあからさまではないにしろ、他人の噂話へ根拠のない尾ひれはひれを付けて巧妙に話を拡散させていきます。中には既に述べた様に、ターゲットに関する噂話に関して、一旦、ターゲットを擁護するような態度を示したりもするのです。

しかし、情報のハブ、仲間の中心に位置している『フレネミー』女子を見つけることは比較的容易なのですが、隠れタイプの『フレネミー』を事前に見つけることは困難です。自分は出来るだけ表面に立たず、他の人の陰に隠れて貴方を攻撃してくるこのタイプこそが、真の『フレネミー』なのです。彼女らは他人を操ることに長けており、他人の弱いところを巧みに利用する術を心得ているのです。

同様に、一時的で後天的な『フレネミー』と永続的で先天的な『フレネミー』が居ますが、意外にも前者を発見することは至難の業でしょう。『フレネミー』かと警戒してみても、その時は既に『フレネミー』性を失っている場合があるのです。しかし再び『フレネミー』化することも多いので、決して油断は出来ません。所詮、一度『フレネミー』女子の性癖を有した人物とは、絶対に真の友人とはなれないことを心に刻んで欲しいものです。

 

『フレネミー』への対策、対処法

『フレネミー』女子は、ターゲットの親しい友人間に入り込み、その友達関係を壊し奪ってしまいます。ですから決して自分の大事な友達には会わせないことが肝心です。また一度入り込んだら、その友人グループに居座るので、追い出すことは極めて困難です。

これは恋人の場合は当然ですが、単なる親しい男の友達も紹介しないことが大切です。貴方を経由してその交友関係をたどり、その『フレネミー』女子が通った跡は焼け野原になっていることも多々あります。その場合は貴方の評判もがた落ちで、悪評のしわ寄せが来るので注意しましょう。

究極の対処法は、『フレネミー』女子とは関わらないようにすることですが、その様なことは現実には困難であり、どうしても新たに人と関係する時は、自分の情報を明かさない、初めての人とは二人きりで会わない、違和感の無い程度に相手を褒める、といったことが重要だそうです。また、第三者の噂話も控えましょう。

特に、嫉妬心が『フレネミー』化の起爆剤となることが多いので、決して自慢話と思われる様な話はしてはいけません。この時、自分がどう考えるかではなく、相手がどう受け取るかを考えながら注意して話を進めましょう。勝手にジェラシーを抱くのは相手で、自分ではないのですから・・・。

そして少しでも『フレネミー』臭を感じたら、こちらからは連絡はしない様にしましょう。『フレネミー』側から(電話やメールなどで)頻繁に連絡される場合は、思い切って着信拒否することも必要です。

結局のところ(これは残念な事ですが)、あまり良く知らない人と近づきになる際には、少々、相手を疑う程度の接し方がちょうどよく、相手に対する信用の度合いに関しては直ぐに答えを出さないことが肝要なのでしょう。

更に重要なことは、『フレネミー』には中途半端な共感は通じませんし、彼女の意見に同意しても見逃してはくれません。圧倒的な力でねじ伏して二度とターゲットとする気を失わさせるか、こちらがひたすら逃げるしか回避策はないのです。

 

『フレネミー』な人は健全な精神状態ではなく、次第にその行動が過激になって行くので、とにかく早めに疎遠となることをお勧めします。

どうしても定期的に顔を合わせなければならない場合でも、極力一定の距離感を保つ様にしましょう。でも『フレネミー』には罪悪感などは無く、ネチネチと執拗です。特に、簡単に屈服するターゲットよりもなかなか自分に従わない人を叩くのが一層好きのようですから始末に負えません。

もうこうなると、サイコ・ホラーの世界ですね・・・。皆さん、寒~い結論しかなくてゴメンナサイ。

-終-

 

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投稿者: 鈴谷音羽

鈴谷音羽(すずや おとは)と申します。編集の方から、もしかすると現在のKijidasu!投稿者の中では一番若いかも知れない、と言われました。であれば、若い視点から頑張っていろいろな記事をお届けしたい、と思います。皆さま、よろしく、お願いします。