くず餅です。今回は11月12日に尾久車両センターで行われた、「第16回ふれあい鉄道フェスティバル」に行ってきましたのでご紹介したいと思います。
11月12日の朝、私はJR宇都宮線・高崎線の尾久駅にいました。線路沿いの細い道にいつもより長い行列が出来ていましたが、横の車両基地の留置線に留置されている寝台特急カシオペア号のE26系客車の写真を撮りつつ、10時のイベント開始時間を待っていました。
いよいよ10時になり線路の下を通る長い地下道をくぐって、
車両基地の入口(イベント会場)から中に入ります。
中に入ると、今回のイベントの目玉である寝台電車の583系の写真を撮るために近くまで行きました。実際近くまで行くとその存在感に圧倒されます。
最近の電車にはないような格好の良さと共に、塗装状態も大変良好で、大事に保存されていることがわかります。この583系電車は旧国鉄時代から走っている寝台電車で、寝台列車の全盛期にはたくさんの列車の種類があり、上野駅から青森駅まで運転されていました。
例えば、「はくつる」や「あけぼの」等にも充当されたり、西の方では「急行 きたぐに」や格下げ改造を受けて普通の通勤電車としても走ったりしていました。それ以外の同系列である581系は、九州にある「九州鉄道記念館」にも先頭車1両が保存されています。私は高校生時代に九州で保存されている車両を見て以来、一度もお目にかかる機会がなく、近くで見るのは数年ぶりでした。ちなみに展示されていた編成は、上野方からクハネ583-8+モハネ581-106+モハネ583-106+モハネ582-100+モハネ583-100+クハネ583-17の6連でした。
現在、この583系は秋田地区で運用されていますが、遠方なのでなかなか会いに行けないので、この機会を逃さずにと夢中で写真を撮りました。
その後、普段車両基地内の入れ替えに使われている2両のDE10形ディ-ゼルの機関車を見学したところ、車体番号はDE10-17511と1603で、この車両たちの塗装もとても綺麗な状態でした。エンジンがかかっている状態で展示されていましたが、天気も良かったのでいい写真が撮れました。
その他、EF65形電気機関車と、DD51形ディ-ゼル機関車が並んで展示されていました。これらの車体番号はDD51が895号機、EF65は501号機と1115号機の2両です。そしてまた普段、寝台特急「カシオペア」号の予備電源車として待機しているカヤ27形の写真を撮る機会を得ました。
横にターンテ-ブルがあり、その上にはお召塗装機のEF81形が載っている状態で展示されており、車体番号はEF81-81号機でした。また手前の側線には185系が展示されていました。
そして建屋の中に入ると、中にはE655系「なごみ」が展示されています。この車両は天皇陛下がご旅行される際に乗車される特別な電車ですが、お召専用の特別な車両だけあって他の電車とはまったく違う雰囲気を持っており、塗装も大変綺麗に輝いていました。そして「なごみ」を見学後、私は広い構内を眺めつつ会場を後にしました。
今回は583系寝台電車やお召専用列車のE655系「なごみ」を近くで見ることが出来たのでとても良かったと思います。例年よりもはるかに人出が多かったような気がしますが、次回もこのようなイベントがあれば再び訪問したいですね。また、紙工作の方も現在進行中ですので、是非、関連記事にご期待ください。
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