「ヘルメスの7つの原理」詳細編スタート/atn

「ヘルメスの7つの原理」概要編をAmazonに登録してから早や3年以上が経ち、おかげさまで多くの方に読んでいただくことができました。感謝申しあげます。

「為になった」「全編を読みたい」という嬉しいご感想や、「詳細編はいつ出されるのですか?」といったお問い合わせも多数頂戴しました。多忙のため執筆できなかったという面もありますが、全編はやや詳細に過ぎるきらいもあるため、躊躇していたのも事実です。

原理のエッセンスは概要編で説明されており、ヘルメス哲学の基本を理解するには十分な内容です。しかし、オンラインセミナーやワークショップを重ねる間に、概要編をマスターした皆さんに理解を一層深めていただきたいと思い至り、詳細編をスタートすることにしました。

概要編と同様に、パブリックドメインとして提供されているウィリアム・アトキンソン(William W Atkinson, 1862-1932)の「キバリオン(The Kybalion, 1907)」に沿い、概要編でご説明した7つの原理を、さらに詳細に解説していきます。

キバリオンで使われている英語は古く、かつ抽象度が高いために、意味が釈然としない箇所も少なくありません。できるだけ原典を損なわないよう努めますが、あくまでも私的解釈であることをご了承ください。

原典は15章からなり、概要編は第2章までの要約です。第3章~第7章までは唯心論(思考の原理)について詳細な解説となります。「思考の原理」は重要かつ肝となる原理ですが、他の原理に比べ長く難解であることは否めません。

そこで、より理解しやすいと思われる順序に各章を前後しながら解説したいと思います。解りやすいところから各原理の理解を深め、将来eBookにまとめる際に原典通りの順序にし、通読していただくことで原理の全体像が浮かび上がるような、思考のジグソーパズルにチャレンジしたいと思っています。

それでは次回、第9章「振動の原理」からスタートします。

 

 

 

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