東京メトロ千代田線の綾瀬からコトコトと走る支線が、なんと10両対応になるとのこと!もともとは綾瀬の車庫までの「ついでに」走らせていたような線区のはずだが、終点の「北綾瀬」付近も今やかなりの住宅化。6000系の試作車や、5000系などというマイナー車両の聖地がついにフツーの駅に昇格するようだ。完成はあと5年くらい先のようだが、隔世の感があります。
東京メトロからは以下の内容で発表されています。 10 両編成対応のためのホーム延伸工事については、既存の 3 両編成対応ホームを綾瀬駅方面に 約 135m 延伸(屋根及びホームドアについても延伸)することで、代々木上原方面への直通運行 に向けた整備を行います。 また、しょうぶ沼公園側と環状七号線北側に出入口を新設するとともに、エレベーターを両出 入口に設置し、更なるバリアフリールートの確保を図っていきます。これにより、3 方向からの出 入口及びエレベーターのご利用が可能となり、ますます便利になります。 平成 26 年度中の工事着手を目指し、関係各所との諸手続き等を進め、工事の完成は平成 30 年 度末を予定しております。
距離にして2.1キロ、わずか1駅。乗車時間3分。東京メトロの「ローカル線」ともいえるような北綾瀬支線も、代々木上原までの直通運転の時代が来るのですね。もっとも3両編成のローカル線扱いではなく、北綾瀬駅の1日の乗降客数は代々木公園や根津などを抜いているんですね。利用客にはありがたい話なのではないでしょうか。