実際に動く、実物大の『機動戦士ガンダム』 2019年完成目指す!! 〈44JKI15〉

ガンダム351+kuu22IHL._AA300_まじめな科学、例えばロボット工学などの面からはほとんど意味のないことでしょうが、動く実物大の『機動戦士ガンダム』、実現したらイイですネ!!

武器や兵器の開発という点からもムダなことでしょうが、夢だけはありそうです・・・。

 

1979年のTVアニメの放映開始から30年目の2009年に、東京のお台場で初披露された実物大の『機動戦士ガンダム』の立像は、大変な人気を博しました。

その実物大立像は、現在も同じお台場のダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場に設置されており、東京の観光名所の一つとして日本人のみならず外国人観光客なども多く訪れているようです。

 

そして、5年後のシリーズ生誕40周年を迎える2019年に向けて、実際に動く『機動戦士ガンダム』を製作するプロジェクトが(それこそ)立ち上がろうとしています。

先週7月9日、バンダイナムコホールディングス・グループの創通とサンライズ(東京・杉並)は、実物大の稼働する『機動戦士ガンダム』を、2019年に実際に動かすプロジェクト『ガンダム GLOBAL CHALLENGE』を発表しました。

動く実物大のガンダムを開発・製作するための技術や企画・アイデアを広く募集するとし、実現可能性の高い有望な提案には、開発費などの援助も検討するそうです。

基盤となる対象筐体は、東京のお台場にある実物大立像で、これを動力化する為のアイデアを世界中から集めて、日本のプロジェクト・メンバーが中心となって実現に向けて進めていくそうです。

7月下旬にWebサイトで募集要項を公開するとしており、実際に当該筐体を動かす「リアルエンターテインメント」部門と、仮想現実(VR)技術を活用する「バーチャルエンターテインメント」部門の2つに分かれて、国内外から広く提案を募ります。

来年(2015年)2月には募集を締め切り、同年秋に具体的なプランを発表する予定ですが、その後、より現実的なプラン策定と筐体の改修・稼働工作を進め、2019年には、実際に動力化されたガンダムを実現する計画です。

都内で開催されたプロジェクトの発表会では、バンダイ社長の上野和典氏は「リアルスケールのガンダムを動かすことにチャレンジしてみようと思った。本当にリアルに動くのか、バーチャルリアルか、その組み合わせか──想像は無限に広がる。日本の枠を越え、海外の叡智を結集することでチャレンジしてみようという試みだ」と述べました。

また、富野由悠季監督は「ようやくです。絵空事で考えてみたものがものの形になってくる。ものの形になってきたものが、発信者だけのものだったのが広く公募する形をとり、これまで観客だった人を巻き込むことで新しいエンターテインメントのフィールドを構築できるかもしれない」「新しいエンターテインメント、工学のありかたが見えてくれば素敵だと思っています」と、自身の年齢に関する冗談も交え語りました。

 

実際に人間が搭乗して操縦することは難しいでしょうか。二足歩行でなければ、非常に簡単なのでしょうが・・・。たしか鉱石の採掘や運搬などの、超大型の工作機械で有人タイプもありますよネ。

冒頭のお話とは矛盾する様ですが、ここは超まじめに日本政府も、真剣に検討して助成金でも補助金でも支出してみたら・・・。近未来の我が国の有力な技術開発に繋がるかも知れませんからネ(笑)。

-終-

 

 
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