新進気鋭の海外(ハリウッド)「若手女優(under30age)」をご紹介します。
だけど、最近はほとんどの娘が「子役」あがりですネ。でも、幼い頃から鍛えられたせいか、皆さん、演技力は抜群です!!
←Emma Watson
クロエ・グレース・モレッツ
クロエ・グレース・モレッツ(Chloë Grace Moretz、1997年2月10日米国ジョージア州アトランタ生まれ、身長163cm)は、米国の子役・女優。
キッズモデルとして活動を始め、2004年にTVドラマ『堕ちた弁護士 -ニック・フォーリン』にゲスト出演、翌2005年『Heart of the Beholder』で映画初出演。同年公開のリメイク版『悪魔の棲む家』で大役を務め、2005年度のヤングアーティスト賞を受賞し本格的に映画デビューを果たしました。以降、映画やTVドラマに多数出演し、2009年の映画『(500)日のサマー』を経て2010年公開の『キック・アス』の「ヒットガール」役で大ブレイク、強烈な存在感を発揮し一気に知名度を上げました。
「ヒットガール」は、11歳の少女が父親と共にスーパーヒーローとなって、薙刀、バタフライナイフ、銃器、マーシャルアーツなどを駆使し、悪役達ちを叩きのめしていく活劇もの。マーシャルアーツ、ガンアクションなどの過激なアクションシーンのほとんどを自身で演じるために、撮影前に7ヶ月の訓練を受けたそうです。
その後、スウェーデン発のホラーをハリウッドリメイクした『モールス』(2010年)や、マーティン・スコセッシ監督初の3D映画『ヒューゴの不思議な発明』(2011年)、2012年のティム・バートン監督&ジョニー・デップ主演の『ダーク・シャドウ』といった話題作に次々と出演しました。更にスティーブン・キング原作の2013年作『キャリー』や『キック・アス』の続編『ジャスティス・フォーエバー』(2013年)に出演、存在感があり魅力的な大人気若手女優に成長しました。
筆者も大好きな女優さんです!!
エル・ファニング
エル・ファニング(Elle Fanning、本名: Mary Elle Fanning、1998年4月9日米国ジュージア州コンヤーズ生まれ、身長170cm)は、米国の子役・女優。姉のダコタ・ファニングも子役出身の女優。
2歳8ケ月の時、『TAKEN』と『I am Sam』(共に2001年公開)で姉ダコタの幼少時を演じて映画デビュー。その後、4歳のエルは『チャーリーと14人のキッズ』(2002年)で初めてダコタの妹とは関係のない役柄を演じました。更に、トッド・ウィリアムズ監督作『ドア・イン・ザ・フロア』(2004年)でジェフ・ブリジッスやキム・ベイジンガーと共演、その演技に対して多くの賞賛を受けました。2007年公開のテリー・ジョージ監督の『帰らない日々』では主役として出演、『Phoebe in Wonderland』
(2007年)でも主役を演じました。子役として多くの映画やTVドラマ、CM等に出演し、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(2008年)ではケイト・ブランシェットの少女時代を演じ、ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したソフィア・コッポラ監督作『SOMEWHERE』(2010年)やスティーブン・スピルバーグ製作、J・J・エイブラムス監督の『SUPER 8 (スーパーエイト)』(2011年)などの話題作への出演で多くのファン層を獲得しました。尚、2004年にスタジオジブリの『となりのトトロ』の米国公開では、英語版のメイの声優を担当しました。
名子役中の名子役ですネ!! アンジェリーナ・ジョリーの主演最新映画『マレフィセント』でオーロラ姫役を演じています!
エマ・ワトソン
エマ・シャーロット・デューレ・ワトソン( Emma Charlotte Duerre Watson、1990年4月15日生まれ、身長165cm)は、英国の子役・女優。
映画ハリー・ポッター・シリーズのハーマイオニー・グレンジャー役で有名です。オーディションでハーマイオニー・グレンジャー役に抜擢され『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年)で映画デビュー、ヤング・アーティスト・アワードの主演女優賞を獲得しました。また『ハリー・ポッターと賢者の石』と『ハリー・ポッターと秘密の部屋』での演技によりAOL最優秀助演女優賞も受賞。ハリー・ポッター・シリーズ全8作の他、BBC制作のTV映画『バレエ・シューズ』に出演しています。2008年には『ねずみの騎士デスペローネの物語』で声優も務めています。2009年以降、米国のブラウン大学に入学、またファッションモデルとしても活躍しています。
もともと美形でしたが、ますます磨きがかかって…。
ジェニファー・ローレンス
ジェニファー・ローレンス(Jennifer Lawrence、1990年8月15日米国ケンタッキー州・ルイスビル生まれ、身長179㎝)は、米国の女優。
14歳の時にオーディションを受けて芸能界デビュー。その後TVドラマに出演するようになり映画への出演は2008年、17歳の時に『あの日、欲望の大地で』でベネチア国際映画祭のマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)を受賞し、監督のギジェルモ・アリアガに「メリル・ストリープの再来かと思った」と評されました。
2010年に主演した映画『ウィンターズ・ボーン』での演技が高い評価を受け、アカデミー主演女優賞に初めてノミネートされたことで一躍注目されました。
その後『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011年)に出演後、2012年公開の人気ヤングアダルト小説を映画化した『ハンガー・ゲーム』」での主人公カットニス役を演じ人気を確立しました。そして『世界にひとつのプレイブック』(2012年)で第85回アカデミー主演女優賞を受賞し、現在では若手女優の中でも演技派No.1の実績を持つ存在です。
演技派です、この人は。充分過ぎるくらいに大物女優の貫禄もありかと…。
キーラ・ナイトレイ
キーラ・クリスティーナ・ナイトレイ(Keira Christina Knightley、1985年3月26日英国ロンドン生まれ)は、英国の女優。名前の『キーラ』はゲール語で「黒い髪」という意味だそうです。
1993年にTVドラマ『Ballykissangel』で芸能界デビューし、1995年に『A Village Affair』で映画初出演を果たしました。1999年には『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』でアミダラ女王の影武者役を演じて注目を集めました。その後、2001年に放送されたテレビ映画『レジェンド・オブ・アロー』で初主演を果たします。
2003年には英国の映画『ベッカムに恋して』が米国でもヒットし、人気が急上昇します。また、同年公開のジュニー・ディップ、オーランド・ブルーム出演の映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のヒロインであるエリザベス・スワン役に抜擢されましたが、同作品は世界的な大ヒットとなり、その後も続編(2011年公開の『生命の泉』までの合計4作)が作られました。彼女はこの映画でハリウッドの人気女優として確実に認知されたと言えましょう。
2004年は『キング・アーサー』でグウィネヴィア姫を演じ、2005年には『ジャケット』と『ドミノ』に出演しています。また『プライドと偏見』では主役のエリザベス役でアカデミー主演女優賞にノミネートされました。その後、2007年には『つぐない』でゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)にノミネートされました。
今年(2014年)は、トム・クランシーの小説ジャック・ライアンシリーズの映画化『エージェント:ライアン』でのキャシー・ライアン役が控えています。
若手と言っては失礼ですね、既に大女優です!!
アナソフィア・ロブ
アナソフィア・ロブ(AnnaSophia Robb、1993年12月8日米国コロラド州デンバー生まれ、身長157cm)は、米国の子役・女優。
8歳から演技のレッスンを受け、マクドナルドのCMでデビュー。2004年にTV映画『アメリカン・ガール サマンサの休日』に出演。2005年にはウェイン・ワン監督の『きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏』で映画初主演します。その後、ティム・バートン監督作『チャーリーとチョコレート工場』にバイオレット役で出演、ジョニー・ディップと共演して知名度を上げます。『ソウル・サーファー』(2011年)では主役の片腕のサーファーを演じ、2013年には『セックス・アンド・ザ・シティ』のキャリー・ブラッドショーの青春時代を描いたTVドラマ『ザ・キャリー・ダイアリーズ(原題)』でサラ・ジェシカ・パーカーが扮したキャリー役の高校生時代を演じました。
この方も「子役」あがりですが、今後が楽しみな女優さんです!!
エリザベス・オルセン
エリザベス・オルセン(Elizabeth Olsen、1989年2月16日米国カリフォルニア州生まれ)は米国の女優。
姉達ちは双子で女優兼実業家・ファッションデザイナーのメアリー=ケイトとアシュリーの「オルセン姉妹」です。本格的なデビューは2011年のサンダンス映画祭で上映された『Martha Marcy May Marlene』と『Silent House』で、多くの批評家から絶賛され一躍注目を浴びました。その後、ロドリゴ・コルテス監督の心理スリラー『Red Lights』(2012年)でのロバート・デ・ニーロやシガニー・ウィーバーと共演しました。
今後も出演が数多く決定している期待の次世代セレブ女優です!!
アマンダ・サイフリッド
アマンダ・ミシェル・サイフリッド(Amanda Michelle Seyfried、1985年12月3日米国ペンシルベニア州アレンタウン生まれ )は、米国の女優。
11歳の時、モデルの仕事で芸能界デビューし、2000年にTVドラマ『ガイディング・ライト』に出演。『ミーン・ガールズ』(2004年)で映画に初出演した後、『ヴェロニカ・マーズ』(主人公の親友・リリー役)などの人気TVシリーズに出演しました。その後、2008年公開のブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『マンマ・ミーア!』でメリル・ストリープの娘役を演じてブレイクします。これ以降、2009年ミーガン・フォックスと共演した『ジェニファーズ・ボディ』、ジュリアン・ムーアやリーアム・ニーソンらと共演した『Chole』、2010年には『Dear John』『ジュリエットからの手紙(Letters to Juliet)』、2011年『赤ずきん』、『TIME/タイム』など次々にキャスティングされ、大車輪の活躍を果たしました。
2012年公開のミュージカル映画『レ・ミゼラブル』では、『マンマ・ミーア!』での歌唱力を買われコゼット役に配役され、2013年にはポルノ映画『ディープ・スロート』に主演して一躍有名となった 女優リンダ・ラヴレースの波乱の生涯を映画化した衝撃作『ラブレース(Lovelace)』に主演しました。
出演オファー目白押しの売れっ子女優です!!
リリー・コリンズ
リリー・コリンズ(Lily Jane Collins、 1989年3月18日英国サリー州・ギルフォード生まれ)は英国出身の米国の女優、モデル、司会者兼TVタレント。父フィル・コリンズは英国の有名なミュージシャンです。
2歳で英国BBCのTVドラマ『愉快なシーバー家』に出演。その後、両親の離婚により母親と共に米国カリフォルニア州ロサンゼルスへ移住しました。2009年のTVドラマ『90210 新ビバリーヒルズ青春白書』にゲスト出演、同年公開の『幸せの隠れ場所』でサンドラ・ブロック演じるレイ・アン・テューイの娘コリンズ・テューイ役で映画デビュー。2011年には『プリースト』でのルーシー役や、『ミッシング ID』のカレン・マーフィー役で映画に出演しています。
2012年には『白雪姫と鏡の女王』の白雪姫の役で初主演、英テレグラフの記者ロビー・コリンは「リリーはとても愛らしく、素晴らしく、オードリー・ヘップバーンにノエル・ギャラガーの眉をつけたような完璧な顔をしている。彼女の笑顔は理想的なほどの純粋さとセクシーさを兼ね備えている。」と評しました。
2013年には『Stuck in Love』でアーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリックと共演、またジュリアン・ムーア主演の『The English Teacher』に出演しました。更に『The Mortal Instruments City of Bones(原作邦題:シャドウハンター 骨の街)』で、この映画の主人公である天使と人間のハーフである若い戦士たちの秘密部隊シャドウハンターズの子孫クラリー・フライを演じました。尚、続編も製作中のようです。
また、ジャーナリストとしても活動している彼女はモデル稼業にも手を染めており、2008年にはスペインのグラマー誌で”最優秀国際モデル賞”に選ばれ、2009年には同誌の表紙も飾りました。
アイルランド出身の人気作家セシリア・アハーンの小説「愛は虹の向こうに」の映画化『ラブ、ロージー(Love, Rosie)』が控えているリリー、どこまでその快進撃は続くのでしょうか??
-終-
★【海外編】 若手映画女優(2)につづく
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