災害とくに地震などで帰宅困難になった時や、急ぎの仕事が終わらずに徹夜することになって会社に泊まる場合、寝る場所や寝具の用意がないから大変です。
そんな時に役立ちそうなのが、この製品です。
自宅でも普段からこれを着て寝てれば、「火事だ~!」とか言われてもそのまんま屋外へも飛び出せそうですネ。
2011年の東日本大震災では、首都圏でも数多くの帰宅困難者が出ましたネ。その後、この教訓から多くの企業が、万一に備えて社員が数日間程度はオフィスにとどまれる対策をとっています。
災害時などにオフィスや避難所に宿泊する場合、床が硬かったり冷たかったりするために、とても眠れないという声が多い様です。そこで床の硬さを和らげ、冷たさが伝わりにくい構造の寝具用途のオフィス防災備蓄品が求められていました。
そのようなニーズに答えた人型寝袋『着る布団&エアーマット』を、キングジムが9月26日から販売開始します。この製品は、簡単に着脱できて緊急時には動きやすい寝具となっていて、価格は4,500円(税抜)。
この着る布団は、フリーサイズとなっていて首周りやズボン丈のサイズ調整が出来ます。またズボン幅を太くすると靴を履いたままでも着ることが可能です。
エアーマットの方は、約5センチの空気の層により、床の硬さや冷たさが伝わりにくい構造となっているので、暖房の切れたオフィスでも就寝し易くなっています。そしてもちろん、膨らませるためのエアーポンプ(手動)も付属しています。使用時のサイズは長さ195cm×幅70cmで、先端部分を折り返して丸めると枕にもなります。
『着る布団&エアーマット』のセットは、小さく折りたたむことが出来て、未使用時にはA4ファイルサイズのボックス(幅315mm×高さ230mm×奥行き135mm)に収納可能です。これはオフィスの書庫や引き出しなどに保管し易いサイズに合わせたものです。
日本には古来から、掻巻(かいまき)や褞袍(どてら)、丹前などがあって、この『着る布団&エアーマット』は意外に目新しい発想ではないかも知れません。是非、皆さんも温故知新で大災害に備えましょう!!
でも、このままで近所のコンビニに買物に出向くのはマズイだろうなぁ・・・。
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