写真を見てください。砂漠の様な湖底に打ち捨てられた漁船の残骸の群れです。
かつて巨大な湖だった『アラル海』は、とうとう消滅の危機を迎えています!!
「20世紀最大の環境破壊」とも言われていますが、色々な対策が施されているにも関わらず、一部の地域を除いて環境の再生は難しい様です・・・。
今回の【ちょこっとニュ~ス♪】は、陸上競技は得意だけど球技が「ちょこっと」苦手なパパ、ちょこっとニュ~ス配信組合員3号のサンちゃんパパがお送りします。
さて、アラル海(Aral Sea)は中央アジア西部の、カザフスタンとウズベキスタンにまたがる巨大な内陸湖です。アラル海の西側には世界最大の湖であるカスピ海があり、間にはトゥラン低地やウスチュルト台地が存在します。アラル海は、1960年代までは日本の東北地方とほぼ同じ湖沼面積(約66,000~68,000平方キロメートル)を誇り、世界第4位の大きさの湖でした。
そんなアラル海ですが、かつては琵琶湖の100倍の面積を持つ巨大な湖だったにも係わらず、縮小の一途をたどり、今では消滅の危機に瀕しています。
CNNによると、アラル海は過去14年間で縮小を続け、有害な砂をまき散らす広大な砂漠と化しているといいます。米航空宇宙局(以下、NASA)はこのほど、湖の縮小の過程と規模を示す画像を10月1日までに公開しました。
アラル海は現在は元の湖の中心だった部分が「南アラル海」と呼ばれていますが、縮小は今年に入ってピークに達し、南アラル海の東側の部分が完全に干上がってしまいました。
【NASA公開の画像/衛生写真】
↑上から2000年、2002年、2004年
↑上から2006年、2008年、2010年
↑上から2012年、2013年、2014年
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