【ちょこっとニュ~ス♪】 アイスランドで、エルフの人権擁護される!! 〈1254JKI26〉

エルフ4dream-universe_21-1375今回の【ちょこっとニュ~ス♪】は、アニメとチョコ・クレープが好きな週末主婦のちょこっとニュ~ス配信組合員2号のニーゴがお送りします。

「ちょこっと」びっくりですが、アイスランドの最高裁判所が、自然保護団体の訴えを受けてエルフの存在を認めたそうです!!

 

アイスランドの自然保護団体「ラワの仲間たち」が、首都郊外の大統領邸と首都レイキャビクを結ぶ自動車道の建設計画の差し止めを、アイスランド最高裁判所に提訴し、裁判所はこの訴えを認めたそうです。

この団体の主張は、「道路が建設されればそこに住んでいるエルフ(妖精)たちの数千年におよぶ文化が破壊される。選ばれた者にしか見えないものの、そこには彼らの建てた建物、あまつさえ教会もある。エルフたちの人権は擁護されるべきものだ・・・」ということで、この考え方が司法の場でも支持されました。

尚、アイスランドでは、この裁判結果は取り立てて驚くべきことではなく、日常茶飯事的に、エルフの住む岩や石を避けて道路工事が行われたり、エルフと会話をして交渉事を執り行うネゴシエーター(交渉人)が業務を営んでいるそうです。

ちなみに、アイスランド大学が行った世論調査の結果では、国民の62%がエルフの存在を信じている様です。

この背景には、アイスランドでキリスト教が広まるよりもはるか以前から、アイスランドの人々はエルフやトロールの存在を信じていたことがあるとされ、その信仰は一般的な宗教とはやや違うものの、アイスランド人の心に根付いた自然を崇拝する清い気持ちの表れだろう、とされています。

 

≪DATA≫ 

【アイスランド】

アイスランドは共和制の国家(アイスランド共和国)で、930年に発足した世界最古の民主制議会「アルシング」の存在は有名です。

アイスランド3_23926人口は約32万人で面積は10万㎢(日本の北海道と四国を合わせた程度)、首都はレイキャビクです。火山性の島国であり、グリーンランドの南東方、ブリテン諸島やデンマークの自治領であるフェロー諸島の北西に位置しています。

国の経済は多くを金融ビジネスに立脚している為、国際的な金融危機などに影響を受けやすいといわれています。それ以外の産業としては、ソフト開発や医薬品製造など、そしてやはり漁獲資源が豊富で漁業が古くから盛んです。しかし水産以外の天然資源には乏しく、地勢的にも農業は振るいません。最近では、地熱発電を利用した再生可能エネルギー政策が世界的にも有名となりました。

「ちょこっと」変わった習慣としては、姓がないことが挙げられます。父称に名前を組み合わせて「~の息子」「~の娘」といった感じで表します。男性の場合は「父親の名の属格+ソン(-son)」、女性の場合「父親の名の属格+ドッティル(-dóttir)」となるそうです。

【エルフ】

エルフ(elf)とは、元々は北部ヨーロッパ(スカンジナビア)の神話・民間伝承に登場する妖精全般を指す言葉です。古代北欧神話における彼らは本来、美しき自然と豊穣を司る神の一族とされていました。

エルフには善悪があり、正しきエルフはしばしば、とても美しく若々しい外見をしており、森の中や泉の周辺などに住むとされています。そして人間にも比較的友好です。これに対し悪しきエルフは地下に住み、人を騙したり傷つけたりするのです。

また彼らは不死あるいは大変な長寿であり、併せて魔法を使える能力を持っています。一部の地域では、地下に棲む小人の妖精、ドワーフもエルフの一員だといわれています。

エルフ661ojt6rswzL._SL1500_また、近代ファンタジーの世界では、J・R・R・トールキンの『指輪物語』での、知性高く賢明で魔法を使う美しい種族であるエルフの活躍が有名です。このため、以降、トールキンが創造したエルフのイメージが、現代ファンタジー作品における定番のエルフ像となっています。

尚、アイスランドの人々が信じているエルフは、「Hidden people =見えざる人々」と言われ、主に岩の中に住んでいて、サイズは小さいものの超自然的な能力を持ち、外見は人間と同様の姿をしている様です。

 

イイですね~♪、心優しいアイスランドの人々の気持ちが伝わってくるエピソードです。でも本当にエルフは存在するんでしょうか?

まぁ、こういう話は、いると思えばいるし、信じる人には見えても信じない人には見えないらしいですから・・・。私は、いると信じたい!!

-終-

 

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