マッチアラーム社が2014年10月28日に発表したリサーチ結果によると、独身女性が結婚相手に求める最低年収として、「500万円未満」とする回答が61.7%(「こだわらない」含む)と、半数以上を占める結果となりました。また「600万円以上」は13.6%、「1,000万円以上」は2.5%となっており、現実社会の厳しさを反映して堅実に未来を見据えている様です。
また年代別に集計すると、「500万円未満」と回答したのは20~24歳では72.2%、25~29歳では71.2%、30~34歳では57.6%、35~39歳では43.5%となっていて、年齢が若いほど希望する年収は低い傾向にあります。
【女性年代別の結婚相手に求める最低年収】 (単位 たて:歳、よこ:万円)
こだわらない | 300~ | 400~ | 500~ | 600~ | 1,000~ | |
20~24 | 19.5% | 24.1% | 28.6% | 21.1% | 6.0% | 0.8% |
25~29 | 12.8% | 21.7% | 36.7% | 16.6% | 9.9% | 2.2% |
30~34 | 7.6% | 14.0% | 36.2% | 24.3% | 15.6% | 2.3% |
35~39 | 6.7% | 11.7% | 25.1% | 29.6% | 22.3% | 4.5% |
「500万未満」と回答した人からは、「お金は関係ない」、「普通に生活できるぐらいの収入があれば良い」、「二人でどうにかすればいいから」といったコメントが多く寄せられたそうです。
しかし一方で、「500万以上」と回答した人には、「専業主婦になりたいから」、「お金に困りたくないから」、「豊かな暮らしができるから」といったコメントが多く見られたとのことです。
国税庁の平成25年分民間給与実態統計調査の結果によると、非正規を含む従業員と役員である男性会社員の年間平均給与総額は511万円(ちなみに女性は272万円)でした。300万円~400万円以下(18.7%)が最も多く、次いで400万円~500万円以下(17.1%)、200万円~300万円以下(13.4%)となっていますが、1,000万円以上は6.2%と非常に少数となっています。
この様におよそ「500万円」を全体平均として、そこから結婚適齢期の男性の収入を想定すると、即ち、今回の調査結果は実社会の様相を前提とした、極めてリーズナブルな金額設定となっている様です。つまり現実を直視した時の女子たちの本音とでも申しましょうか、その皮膚感覚はやはり凄いものがあります。
<調査概要>
集計期間:2014年10月16日〜2014年10月19日
調査方法:インターネットログイン式アンケート
調査対象:マッチアラーム会員 (http://matchalarm.com/)
調査数:20・30代の独身男女3,595名
質問内容:「結婚相手に求める最低年収は?(単一回答)」
問い合わせ先:マッチアラーム株式会社 広報担当 久須美
Tel: 03-6327-3283 Email: pr@matchalarm.co.jp
ちなみに、マッチアラーム株式会社(東京都新宿区/代表取締役:相原千尋)は、Facebookを活用した婚活アプリ「マッチアラーム」を運営する会社です。
政治家や経済界の皆さん、雇用拡大と賃金UPのこと、よろしくお願いします。世の女子が、もっと豊かな夢を見られる社会にしてください!! せめて夢だけでも・・・。
-終-