サイバー空間でのセキュリティが重大な関心事となっている、今日この頃ですが、国家機関の安全は大丈夫でしょうか?
そこで、政府の12の省庁がサイバー攻撃への対処能力を競い合う競技会が、初めて3月18日に開催されました…。
今回の【ちょこっとニュ~ス♪】は、陸上競技は得意だけど球技が「ちょこっと」苦手なパパ、ちょこっとニュ~ス配信組合員3号のサンちゃんパパがお送りします。
さて、国家組織が狙われる大規模なサイバー攻撃が急増していることを受けて、内閣サイバーセキュリティセンターなどが主催したこの競技会には、総務省や法務省、警察庁、金融庁、そして防衛省などの多くの省庁の情報セキュリティー担当者40人以上が参加したそうです。
競技内容は、省庁毎のチーム戦となっていて、担当者のパソコンがウイルスに感染し機密文書が流出した場合にいかに早く対処できるかを競いました。
攻撃の方法などは事前には知らされず、競技者は自身でサーバーの異常を探知、ウイルスや流出したファイルを特定して上司へ報告を行います。一連の対処にかかった時間により省庁ごとに順位がつけられたそうです。
年々増加している政府機関などをターゲットととしたサイバー攻撃は、我国の場合、一昨年度(2013年度)は508万件と前年の約5倍にも増加しているといい、担当の情報セキュリティー担当者のこれらに対する対処・対策の技能向上は極めて大きな課題になってきています。
どこの省庁が優勝したのでしょうか? 気になりますね。また上位の部署はいいけれど、下位の部署はきっと上司に叱られるんでしょうね。この後、役所に帰りたくない気分だろうな…。
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