NHK朝の連続ドラマ『マッサン』で人気が上昇中のニッカウヰスキー「竹鶴17年」が、英国の「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2015」で世界最高賞を受賞しました…。
2年連続、3回目の受賞となることで、日本のウイスキーの実力は世界的に定着したと言って良いでしょう。一方、TVドラマの影響で盛り上がった国内の市場も安定して拡大していくのでしょうか…?
3月19日、ロンドンで実施された「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2015」において、ニッカウヰスキーの「竹鶴17年」が昨年に続き2年連続で、3回目のブレンデッドモルト部門最高賞受賞となりました。
このウイスキーの品評会は、英国の雑誌「ウイスキーマガジン」が毎年実施しているもので、各部門毎に世界一を選ぶものです。審査の形式は、銘柄を隠してテイスティングするブラインド方式で行われます。
今年は、日本からは4部門に1銘柄づつがエントリーしました。この内、ブレンデッドモルト部門で「竹鶴17年」が最高賞に選出されましたが、その評価は、「スモーキーでありながら甘みを感じさせるバランスのとれた味わいが絶妙である」とのことでした。
ブレンデッドモルト部門は、味の個性を和らげて様々なウイスキーを混ぜ合わせることで、香りや味を調和させるブレンデッドモルトウイスキーの世界最高峰を選ぶのが目的ですが、通常は10種類程度の原酒がブレンドされるのが普通のところ、「竹鶴17年」は50種類以上の原酒を1滴単位でブレンドして味を調整しているといいます。
今回の受賞で、9年連続で日本のウイスキーが世界一に選ばれたことになりました。今や日本は、本場のスコットランドと肩を並べる世界的なウイスキー大国となっているのです…。
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