クラウドファンディングによる資金調達が可能なサイト「KICKSTARTER」において、今度は米国カリフォルニア州の Microduino Studio社がレゴブロックに組み込み可能な超小型コンピュータモジュール「Microduino mCookie」で資金調達をしています。
Arduino互換の小型コンピュータモジュール「Microduino mCookie」は、「Kickstarter」に新たに登場した製品。
各モジュールを積み重ねることで機能を拡張したり、世界的なブロック玩具のレゴと一緒に組み合わせて工作することが出来きます。
マイクロ・プロセッサを搭載するコアの部分以外に、Bluetoothや無線LAN、NFC、USB、microSDカードのスロット部分などのインタフェース、そしてGPSや音源ユニットといった各種の機能ごとにモジュール化されており、用途に応じて組み合わせる事が可能です。
またモジュール側部の色は、コアの場合は赤、インタフェースの場合は青といったように解りやすく機能別に別れています。
モジュール間はポゴピン(POGOpins)で電気的に接続しますが、物理的にはモジュール内の四隅に磁石が内臓されており、簡単に磁力で正しい向きで繋げることが出来ます。
そして何と言っても大きな特徴は、レゴブロックとの互換性でしょう。「Microduino mCookie」は市販のレゴブロックと接続が可能な構造となっていて、モジュールごとレゴブロックに組み込めるのです。機能・用途毎に自由に組み合わせが可能な各種モジュールと、既存のレゴブロックの豊富なパーツを使って様々な工作が楽しめそうですね。
ベーシックキットが早期特典価格 68ドルで、通常価格は78ドルからの販売を予定しています。またMicroduino Studio社は、今年の7月から出荷が可能と説明してます。
資金調達に関しては、残り27日の時点で4万ドルの目標に対して既に5万4,000ドル超が集まっています。
レゴ自体の製品にコンピューターの機能を持ったものが以前からあって、プログラムを組んでモーターなどを制御させて遊ぶことは可能なのですが、この「Microduino mCookie」は組み合わせ次第で何の目的でも構わず使用可能ですね。レゴの部品が筐体として活用出来るのは確かですが、特に拘ることも無いと思います。アイディア勝負の感じは否めませんが、面白い製品です!!
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