実写版『ど根性ガエル』のキャストがなかなか良いかも。 〈22JKI23〉

ど根性ガエル12351Pu8hkwCfL正直なところ、「京子ちゃん」役のアッちゃん(前田敦子さん)以外は結構原作漫画やアニメのキャラクター・イメージをうまく捉えたキャスティングだと思います。

唯一残念な、アッちゃん、今から配役変更は出来ないでしょうか? そんなのムリに決まってるでしょ。いやいや、そこをなんとか「ど根性」で・・・。

 

 

7月クールで放送予定の松山ケンイチさん主演のTVドラマ『ど根性ガエル』(日本テレビ系・土曜午後9時~)の詳しい配役が発表されました。

こうした過去にアニメ等で人気のあった作品の実写版は、元々の作品の世界観や登場人物に関する先入観が邪魔をして、えてして視聴者に上手く受け入れられないことが多いのですが、本作のキャスティングに関しては、主役の(ダメ男な)「ひろし」役の松山ケンイチさんを筆頭に、アニメの(16年後を描いた)イメージにぴったりに思えます。

ヒロイン役の(バツイチの)「京子ちゃん」(29歳)には前田敦子さん、現在は警察官となっている「ひろし」の後輩の「五郎」(29歳)役を勝地涼さん、寿司職人の(今も独身)「梅さん」(52歳)役を光石研さんが演じます。そしてかつてはガキ大将だった「ゴリライモ」が現在はパン工場の若社長(31歳)となっており、この役には新井浩文さんが配役されました。

「ひろし」の中学の元担任(校長になった)「町田先生」(64歳)役にでんでんさん、同じく中学の(今でもナイスバディの)「よし子先生」役(40歳)を白羽ゆりさん、原作にはないオリジナルキャラクターである「京子ちゃん」のおばあちゃん(72歳)役は白石加代子さんが演じ、「ゴリライモ」の工場で働く「ひろし」の母役(50歳)は薬師丸ひろ子さんが演じます。

どうですか、キャストの皆さん、どの方もわりに原作アニメのキャラクターに合っていると思いませんか? (名前だけではイメージの湧かない役者さんは各リンク先の画像を確認してみてください)

但し「京子ちゃん」がね、前田敦子さんでは偏差値低過ぎ(決して、おつむ悪すぎとは言ってませんヨ)に感じます。成績優秀な優等生キャラではありませんが、他のメンバーと比べて比較的良識派で普通の女子ですからね「京子ちゃん」は。時には(ギャグマンガ的な)大胆な行動も取りますが、決してエキセントリックではない。前田敦子さんの女優としての魅力とは方向性が違うと感じます。もう少しそこら辺を考えてキャスティングして欲しかったなぁ。

 

吉沢やすみ氏の同名漫画を初めて実写化する本作ですが、漫画作品の実写化は成功作が少ないだけに、キャスティングの段階を無事に通過? した『ど根性ガエル』、期待して放送を待ちましょう!!

-終-

 

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