くず餅です、久々に記事を投稿します。今回は2016年5月4日に旅行に行った先で意外な物を見てきたのでご紹介しようと思います。
2016年5月4日の夕方に旅行で茨城県のある場所に行ってきました。自分でもなぜこんな場所に置かれているのだろうと目を疑いました。なんとそれはすでに引退したJRの寝台特急北斗星の車両が機関車と編成を組んだ形で保存されていました。車両は電気機関車EF81形、A寝台車オロハネ24形、食堂車スシ24形、全室ロビ-カ-のオハ25形、B寝台車のオハネフ25形で組成された形で置かれていました。銘板類は外されていましたが、車両の所属先の表記などもしっかり残っていて、屋外に置かれているわりには状態はとても良く現役で今にも走りだしそうな雰囲気でした。
それでは順次、紹介したいと思います。
まず電気機関車のEF81形ですが、機番は138号機で最終配置は青森車両センタ-です。主に「北斗星」よりも「あけぼの」の牽引の方が多かったようです。臨時列車などで「北斗星」や「カシオペア」を牽いたことはありました。引退した年は2015年の12月頃です。外観はつらら切りとよばれる大きなひさしのような物が運転台の窓上に付いていることが特徴です。
次にオロハネ24形の551号車ですが、2015年8月23日のラストラン時に4号車についていた車両です。A寝台の個室「ロイヤル」とB寝台の個室「デュエット」があります。
更に食堂車のスシ24形の505号車ですが、この車両は所属先の尾久車両センタ-に保管されていました。元は481系電車から改造された変わった車両です。屋根は寝台車よりも低く、車内はテ-ブルと厨房があるレストランのような車両です。
次のオハ25形の503号車は、2015年8月23日の臨時「北斗星」のラストラン時6号車についていた車両で、寝台車から改造された車内にソファ-が並ぶ全室ロビ-カ-です。シャワ-室もあります。
最後のオハネフ25形の12号車は、尾久車両センタ-に保管されていた車両で、車内はB寝台と呼ばれる二段ベットが並ぶ車両です。
車内は閉め切られて入れませんでしたが、車両の窓の近くに行くと現役時代の懐かしい匂いがしたりと、つい最近まで現役だったことを思い出させてくれるような感じでした。いつまでも大切に保存してほしいと思います。保存場所は公にはされていないようなので詳しくはご案内出来ませんが、いつかまた訪れてみたいと思います。以上、簡単ですがご紹介させていただきました。(写真は筆者撮影)
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