パッションテスト(2)ファシリテータの役割は?/atn

workshop02s パッションテストの目的とは何でしょうか。それは、自分の心が望むものを明確にすることです。明確になればなるほど、それが人生に現れてきます。

なーんだそんなことか、と思われましたか? そう、一見シンプルに思えますが、明確さはシンプルにはやってきません。本当のパッションを知るにはプロセスが必要です。


そのプロセスを熟知し、正しく実行できるようサポートするのがファシリテータの役割です。あなたにとって何が本当に大切かを明確に得られるようサポートし、選ばれた上位5つのパッションに沿って、日々の生活を送って行ける指標を提供します。

人生において望みをかなえるために必要なインテンション(意図)、アテンション(注意)、ノーテンション(柔軟)の三つのステップ、注意を向けていることが人生において実現されやすくなること、選択や決断の際にパッションに沿って選択することの重要性が、ワークショップを通じて理解できるようになっています。

IMG_20140528_130720_158+1sプロセスは本を読めば解るから、自分でやればいいんじゃないの?と思われる方も多いと思います。私もそう思っていました。もちろん鶴田さんの本にはきちんとプロセスが書かれていますし、自分で試すこともできます。ワークショップにも、先に自分でやってみたという方が多くいらっしゃいます。ところが、自分で試した時とワークショップの結果が違って、驚く方が多いのです。それは頭で考えるのと、心で感じるパッションは違うからです。ファシリテータは、あなたが心の中のパッションを見つけるお手伝いをします。

テストという言葉から勘違いされやすいのですが、設問に答えていくうちにパッションが導き出されたり、心理テストを使って深層心理を探るようなものではありません。また、パッション(情熱)の語感から、熱っぽい感情操作で一時的な情動を起こす類のセミナーを想像される方もいますが、そうではありません。感覚的な言葉や抽象的な表現で、理解できたような気にさせるものでもありません。

これは私見ですが、ジャネットとクリスが考案したこのテストは認知科学に合致する、むしろクールな方法論であると考えています。受講者の方が自分と向き合い、心の中のパッションを見つけるためのプロセスです。ファシリテータはそのお手伝いをさせて頂きますが、自分や、誰か他の人の価値観を押し付けるようなことはありません。

IMG_20140528_130048_143+1sプロセス自体は標準化されていますが、ワークショプへの取り組み方やスタイルには、ファシリテータごとに若干の違いはあります。私の場合、昨年11月から12月にかけて何人かの関係者にトライアルで受講して頂いて、ご意見を頂きながらブラッシュアップを重ねました。今年1月から正式に、横浜市指定有形文化財に指定された「大倉山記念館」で定期的に開催しています。

回を重ねるうちに、最近は1名~数名の少人数で質疑をじっくり行うスタイルに定着しつつあります。このスタイルのよいところは、個々の受講者の方の内面に応じたテーラリング(標準プロセスの調整、個別対応)ができることです。これは私のやり方ですので、まったく違うアプローチで素晴らしいワークを行っているファシリテータもいます。基本的にはそれぞれが標準プロセスに準拠し、かつ個性を活かした活動を展開しています。

最近は上記に加え、成功法則の共通点を独自に体系化した「NEWアプローチ」と、その導入部である「成功法則の秘密」についてもお伝えしています。これも標準プロセス外の話になりますので、後日改めて投稿したいと思います。

次回はパッションテストの関連ツールについてご紹介します。

※ワークショップの開催予定は、http://パッションテスト.comをごらんください。

 

 

 

 
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