【ビジネス情報】 Amazonが中古車販売に参入!! 〈658JKI19〉

扱わないモノはない、というネットショッピング界の巨人 Amazon 自動車販売1ダウンロードが、このたびついに中古車の販売を開始した。販売価格は諸費用込みで、乗り出し価格55万/44万/33万円の3種類均一価格だ。

いよいよ、ネットで車を買う時代の到来だ!!

アマゾンジャパンは本日3日、総合ネット通販サイト「Amazon.co.jp」の中で、中古車の販売を開始した。中古自動車販売業の株式会社ネクステージ(愛知県名古屋市)が、Amazon マーケットプレイスに出店する形で販売活動が始まった。

 

開始早々の現状は、軽自動車、コンパクトカーを中心とした国内メーカーの約200台をラインナップ。年式は今のところ平成14〜15年のモノばかりのようだ。当然ながらオンラインショップなので実物の車体を直接見ることは出来ないが、出品商品は皆、安心出来る品質なのだろう。

具体的には、「カー&バイク用品ストア」内に自動車車体コーナー(ページ)を開設。車体価格と登録諸費用、納車整備料、重量税、消費税、自賠責保険料など購入に必要な金額を全て含め、55万円、44万円、33万円の3種類の固定価格パターンで販売する。

ネット通販でも安心して購入出来る様に、車体品質情報を統一して表記し、タイヤ、ブレーキパッド、エンジンオイルやオイルエレメント、エアコン&ファンベルト、バッテリーなど主要な消耗品8項目はすべて新品に交換し第三者機関の鑑定済み。また、納車後1週間までは返品可能としている。

納車までの流れは、Amazon.co.jp のサイト上で購入申し込みが行われて費用の決済が完了すると、名義変更や自動車登録などの必要書類を郵送等でやりとりすることとなる。この書類の確認が終わると、車両を配送し、登録地域の陸運局で名義変更の手続きを実施。その後に正式の納車となる。関東・中部・関西エリアは送料無料で届けるとともに、納入後の1年間はメーカー基準と同等の保証を提供するそうだ。但し、上記地域以外と離島は、別途のネクステージ規定の送料がかかる。

 

高品質の中古車を簡単にネットで購入できるのは便利ではないかと思う。特に緊急に購入・手配が必要な商用・社有車であれば、ネット通販での購入・調達にさほど抵抗感はないかも知れない。

個人の好みが反映される自家用車の場合は、 さすがに試乗してみないと購入には踏み切れないとも思えるが、しかし高級ブランド品の金額と比較してみても、それほどびっくりする程の価格ではない訳で、地元の中古車店には在庫がないようなクルマが見つかったりすると、このビジネス、意外と受け入れられるような感じもするが・・・。

-終-

 

《広告》