バンダイ、『PSYCHO-PASS サイコパス』に登場する特殊拳銃「ドミネーター」を玩具化!! 〈65JKI15〉

サイコ1618mv+VoscL._SL1500_

本年(2014年)7月より放送中のTVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版』は、以前に放送された第1期全22話を全11話にまとめて、新しいシーンを追加したものです。

その『PSYCHO-PASS サイコパス』に登場する特殊拳銃「ドミネーター」が、来年(2015年)にはバンダイの「PROPLICA」シリーズで玩具化されることが明らかになりました・・・。

 

『PSYCHO-PASS サイコパス』は、Production I.G制作のアニメ。2012年10月から2013年3月まで深夜のフジテレビ系アニメ番組帯『ノイタミナ』にてTVアニメ第1期が放送されました。現在、新カットを加えて編集した『PSYCHO-PASS サイコパス 新編集版』として放送中です。

今年10月より待望の続編となる新作『PSYCHO-PASS サイコパス 2』が同枠で開始、今冬には完全新作映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の全国公開が予定されています。

このアニメは、人間の心理状態や性格傾向などが数値化されてあらゆることの判断基準となっている近未来の高度情報化社会を背景に、犯罪と闘う警察組織「公安局」のメンバー(公安局刑事課一係所属の執行官と監視官たち)の活躍と心の葛藤を描いたアニメ。大ヒット刑事ドラマ『踊る大捜査線』シリーズの本広克行さんが総監督を務めたことも話題になりました。

 

物語は、厚生省が管理している「シビュラシステム」により、人間のあらゆる心理状態や性格傾向などが数値データとして計測されており、そこから導かれた深層心理から職業適性や欲求実現のための手段などが一般市民に提供される社会が舞台となっています。

この計測された値は、通称を「PSYCHO-PASS」(サイコパス)と呼ばれています。その中でも、犯罪に関しての数値は「犯罪係数」といわれ、たとえ罪を犯していない場合でも、規定値を超えれば「潜在犯」として裁かれ処置されるのです 。

この様な徹底的な監視下においてさえも発生する犯罪を抑制する為、厚生省管轄の警察組織「公安局」の刑事は、「シビュラシステム」と有機的に接合されている特殊な武器「ドミネーター」を用いて治安維持活動を行なっています。多くの市民はシビュラシステムを受け入れていますが、その存在に疑問や不信を抱いてシステムの破壊を目指し、レジスタンスとして反社会活動を行う者も現れていました・・・。

 

ドーミ写真3007l「ドミネーター」は外見は大型の拳銃の様であり、事前に登録された執行官と監視官だけに使用可能となっています。

普段は専用キャリアドローンに格納されて運搬され、犯罪現場までは触れることが出来ません。また「ドミネーター」には3段階のモードが設定されており、低殺傷弾モードのパラライザー、殺傷弾を撃ち出すエリミネーターモード、最大威力の分子分解銃のデコンポーザーと順に強力となり、パラライザー以外では銃が変形します。

更に、犯罪係数が一定数値に満たない対象に銃口を向けた場合、トリガーがロックされて発砲が出来ません。また、犯罪係数が300未満の対象にはエリミネーターは起動しません。

犯罪係数の計測にはシビュラシステムとリンクする必要があるため、電波遮断区画などのオフラインとなるエリアでは使用が出来ません。しかしオンライン状態では、犯罪係数の計測は銃口を向けるだけで即座に可能となります。

 

そして、TVアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』に登場する「ドミネーター」を忠実に再現した玩具が、バンダイの「PROPLICA」シリーズのひとつとして来年(2015年)中に発売されることが、8月23日に発表されました。

ドーミ写真2「ドミネーター」の詳細は今後順次、発表されるそうですが、アニメの内容と同様に、声優の日高のり子さんの音声で操作をナビゲートする機能が搭載されているといいます。また不正ユーザーに認定されるとトリガーロックがかかり、LEDが赤く点灯してしまいます。

尚、「PROPLICA  ドミネーター」の試作品が23日、幕張メッセで開催中の展示会「キャラホビ 2014 C3×HOBBY」で紹介されました。発売は2015年を予定しており価格は未定ですが、既にバンダイのHPには商品ページもオープンしています。

 

因みに「PROPLICA」シリーズは、バンダイのコレクターズ事業部が展開する玩具シリーズです。変身アイテムなど数々の劇中小道具(プロップ)を玩具商品化したコレクターズアイテムのシリーズで、「本物感」を追求した大人向け玩具です。

これまでにアニメ『美少女戦士セーラームーン』シリーズの「キューティームーンロッド」や「ムーンスティック」が玩具商品化され大ヒットとなりました。また「日本おもちゃ大賞2014」では、「ハイターゲット・トイ部門」で大賞を受賞しています。

 

思わず触手が伸びる玩具ですね、早く価格が知りたいところです。でも外出時には携帯出来ないだろうな、危ない人と勘違いされますもんネ・・・。

-終-

 

《スポンサードリンク》