くず餅です。僕が紙工作をする時、同時進行で他の車両を作ることがあります。前回までは小田急2600系を作っていましたが、今回は番外編で小田急8000系を作っている様子を紹介します。
小田急8000系は現在の通勤車両で唯一のアイボリー塗装で、急行や快速急行などの主力車両です。外観は2600系と同様貫通扉に手すりがあります。以前は箱根登山鉄道にも乗り入れて箱根湯本まで運転されていましたが、現在は見かけなくなりました。
他の車両と連結して走行することもありますが、基本的には8000系同士の4両+6両の10両編成で使われています。側面は窓の形が2600系と同じですが、但し、固定サッシではなく下降式の窓です。シートは青から赤に変わりました。 運転台は、現在は登場時とは異なり、ツーハンドルからワンハンドル式のマスコンに改造されています。車体は鉄製ですがインバーターに改造されているためステンレス車体の多い今の時代でも車体更新をされて継続して活躍しています。模型では実車の内装や外観を極力再現して製作しています。
さて具体的な作り方ですが、途中までは2600系と同じです。インターネットなどから見つけてきた画像をトレーシングペーパーに写し、ボールペンで画用紙に写していきます。写し取ったらハサミで切り抜き、カッターで窓枠などをくり抜いて画用紙を工作用紙に木工ボンドで貼っていきます。台車の作り方は以前2600系の稿で紹介した通りの方法です。内装については、別途、色画用紙を利用しますが、(内装の)画像を車体の時と同じくインターネットなどから探してきて縮小した上でトレーシングペ-パーに写し取り、その線にあわせてハサミで切り抜きます。
今回は主に、シートや運転台を作りました。まず、シートは実車の特徴を再現し赤い色画用紙を使って作ります。シートの仕切りの手すりも再現しました。仕切り屋シートはインターネットにはほとんどないので、自分の記憶を頼りに図を描き、切り抜いて再現しました。 次に運転台ですが、ベースには黒い画用紙を使いました。
こちらも切り抜いた上でサイズを調整し、運転席に取り付けます。また、運転台のワンハンドルマスコンも再現しています。但し、マスコンのみ普通の画用紙を使用しています。メーターは画用紙を丸く切り抜いて、針は赤いボールペンで書いて表現しています。作るとき画用紙の断面を木工ボンドで貼り合わせました。車体に取り付ける時も同じように貼り合わせています。
今回はここまでです。次回はシートの追加や車内の案内表示機などを作りたいと思います。また2600系のほうは、側面を延長する作業を行っています。こちらも順次紹介していきますので、次回もぜひご覧ください。
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