ゴメンなさい！ キャノンが電卓を売っていたなんて、知りませんでした・・・。しかも、発売50周年ですか!?
お詫びの印に、その記念モデルをご紹介します!!
今回の【ちょこっとニュ～ス♪】は、ゲームが好きな２●歳、アラサー女子のちょこっとニュ～ス配信組合員7号のナナがお送りします。
さて、キャノンマーケティングジャパンは9月18日、豪華・記念仕様の電卓KS-50THを発表しました。
KS-50THは、キヤノンが1964年10月に世界初となるトランジスタを使用したテンキー式卓上電子計算機キヤノーラ 130を発売してから、50周年となるのを記念して発売されます。
黎明期の電子式卓上計算機（電卓）は、いずれのメーカーのものも大変な高額商品であり、よく普及価格帯の自家用自動車と比較されたものです。
キヤノーラ 130も定価395,000円と高級品でした。1964年の1ｹ月の世帯収入平均が58,217円でしたから、現在の230～240万円くらいの感覚でしょうか。形も大型で、キヤノーラ 130の重量はなんと18kgもありました。
その後、小型化・低価格化の電卓戦争といわれる大競争時代（国内だけで50社もの参入がありました）を経て、キヤノンは現在でも電卓市場に残る数少ない国産メーカーとなっています。
今回発表されたKS-50THは、KS-1220TGを50周年記念の高級仕様にしたモデルです。本体にアルミ素材を使用し、カラーはシャンパンゴールドで豪華さを演出。また、50周年記念マークが刻印されています。キープリントにはUVコーティングが施され、文字擦れの心配もありません。
12桁表示が可能で、数値画面の角度を見やすく調整できるチルト機能があります。その他、3つのキーまで同時入力を受け付ける早打ち機能（先に押したキーから指が離れる前に、次のキーを押しても入力を受け入れる機能）などを搭載しています。
電源はソーラー電源とリチウム電池(CR2016×1)の両方を利用可能で、7分の間に入力がないと電源がオフになるオートパワーオフ機能を搭載しています。サイズはW109mm×D178mm×H16.3mm、本体重量は192g（電池含む）。
尚、製品にはキヤノーラ 130の発売から現在に至るまでのキヤノン電卓50周年の歩みを記したオリジナルブックレットが付属しています。
キヤノンオンラインショップで（キヤノーラ 130の発売日と同じ）10月20日午後12時00分より、100台限定で発売（完売次第で販売は終了）されるそうです。価格は5,000円(税別)。
キャノンさん、ゴメンなさい。カメラだけじゃないんダぁ～。電卓戦争を勝ち残った立派な歴史があったんですネ。認識、新たデス!!
-終-
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