最近、世界的に大流行のアクションカメラですが、HTCから新製品『RE』が発表されました。
まるで潜望鏡のような形をした、カワイイけれど、ちょっと変わったデザインのカメラです!!
HTC(台湾のスマートフォンメーカー、宏達国際電子)は10月8日(米国時間)に、小型の新製品アクションカメラ『RE』を正式にお披露目しました。
ファインダーや液晶モニターは非搭載(スマホに画像データを転送してファインダーとして使用する)ですが、本体を握ってボタンを押すだけで撮影できます。カラーバリエーションは全4色の展開。米国での発売は10月下旬からで、価格は199.99ドルとのことです。
↓『Introducing RE: A remarkable little camera』より 提供:HTC
独特の形状とスタイリッシュなカラーリングが印象深い『RE』のデザインですが、この形状は持ち易さを追求した結果であり、グリップセンサーによって本体を握ると自動的にカメラが起動します。1,600万画素の1 / 2.3インチ CMOSセンサーと画角146度・F2.8の超広角レンズを搭載、4倍スローモーション(720p)やタイムラプス撮影モードも用意されています。
またIP57相当の防塵防滴機能を備えていますが、更にIPX7相当の防水性能で水中での使用も可能です。バッテリ容量は820mAhで、1,200枚の写真撮影もしくは1時間40分のフルHD連続動画撮影が可能です。記録メディアには128GBまでのmicroSDカードを使用します。
11b/g/n対応のWi-Fi(Wi-Fi 802.11 a / b / g / n)とBluetooth(Bluetooth 4.0 LE)を内蔵しており、スマートフォンとの連携が可能となっていて遠隔撮影モードも利用できます。専用アプリ「RE」はiOS版とAndroid版が提供されます。
この他、この『RE』を利用したYoutubeでのリアルタイム・ストリーミング配信を可能にする機能を、近日中にも追加用意するそうです。
またHTCは、『RE』のアプリ開発に関するAPIやSDKの公開・提供を準備していると発表しました。これらのツールを利用することで、各種のアプリ開発者は『RE』の性能を活用した様々なアプリをリリースすることが可能になります。
↓『HTC RE camera hands-on!』より 提供:Android Central
アクションカメラは、各種のスポーツなどでのアクション性の強い動きや、空中や水中撮影に適した(デジタル)カメラで、防水・防塵性能に優れ非常に堅牢でかつ小型軽量なのが特徴です。
また、通常のカメラでは難しい特殊なシーンやアングルでの撮影も可能となり、自撮りや移動中の撮影にも適しています。
今回発表されたHTCの『RE』は、片手で握るだけで起動するところが便利で、使い方も簡単で軽量(約70gくらい)、見た目もカワイイ。潜望鏡のようなユニークな形で大変斬新なデザインとなっています。
アクションカメラで世界的に大きなシェアを握る米GoProの製品などとの競争となりますが、HTCは、この『RE』は女性やファミリー層をターゲットとした商品企画であり、エクストリームスポーツでの使用を意識している男性ターゲットの他社製品群とは直接的には競合しない、としています。
日本でも発売されるでしょうか?その場合、価格も2万円ちょっとでしょうから手頃ですよネ。サードパーティからいろいろなアプリが出揃えば、きっと楽しい使い方が出てくるでしょう。
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