以前(2012年11月)、京都教育大の生活協同組合が誤って、本来の約200倍の約4千個のプリンを発注してしまい、他の大学生協や学生たちの協力で即日完売したという感動のエピソードがありましたが、こんどは北九州でポッキー事件が発生です!!
北九州市立大学の生活協同組合が、予定の10倍の3,200個のポッキーを誤って発注してしまったというのですが、さあ、貴方ならどうする??
今回の【ちょこっとニュ~ス♪】は、食べ歩きと昼寝が趣味の「単なる太っちょ」こと、ちょこっとニュ~ス配信組合員8号のハッチがお送りします。
11月11日は、「1」という数字とスティック菓子の『ポッキー』や『プリッツ』の形状が似ていることから、「ポッキー&プリッツの日」として一般社団法人 日本記念日協会にも登録されており、北九州市立大学の生活協同組合では、この機会にポッキーを重点的に店頭に並べる予定だったといいます。
ところが生協の担当者によると、アルバイト従業員が先月(10月)中旬に、江崎グリコのポッキーやプリッツなど12種類の菓子を発注した際に、合計320個のオーダーのつもりが「1セット10個入り」という表示に気付かず、320セット(3,200個)も注文してしまいました。
そして、10月末日に配達された商品を見てびっくり。届いたのは、驚くほどの段ボール箱の山で、中には注文した菓子がぎっしりと詰まっていました。
もちろん、そこで発注ミスには気付きましたが、卸業者との契約で食料品は返品不可となっていて、生協の職員は「その箱を見て、みんな青ざめた」そうです。
職員一同、途方に暮れ困り果てましたが、今更仕方ありません。何とか頑張って売るしかないと決めて、食品売場以外の食堂や書店でも販売し、また正直に「HELP!」や「誤って3,200個」、「皆さんの声かけよろしくお願いします!」と書いた貼り紙を掲示して事情を説明したところ、来店した学生たちが自ら購入するだけでなく、ツイッターやLINE(無料通話アプリ)で他者に購入を呼びかけ、支援の輪が急速に拡大していきました。
その後の4営業日で、多くの購買者の協力を得て、普段の100倍近い1,700個と異例の売れ行きだそうです。
生協職員は、「学生のみなさんがこんなに協力してくれるなんて、本当にありがたい。どうにかして売り切りたい!!」と感謝しているそうです。
東京在住の身としては、北九州での出来事だけに何もお手伝いはできませんが、早めに完売するとイイですね。
それから、間違えたアルバイト君の処遇が気になるところです。許してあげて下さい。人間、誰しも間違いはありますからネ・・・。
-終-
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