舘ひろしさんと柴田恭兵さんが演じる刑事コンビが活躍する『あぶない刑事(あぶないデカ)』シリーズがいよいよ完結するようです。1986年に日本テレビ系列で始まったテレビシリーズから連綿と続いてきた同シリーズも、遂に来年公開の映画(映画化7作目)が正真正銘の最後の作品となります・・・。
東映は2月2日、村川透監督の新作映画『さらば、あぶない刑事- long good-bye -』の製作を発表しました。『あぶない刑事』シリーズの新作映画は2005年公開の『まだまだあぶない刑事』以来、11年ぶりの作品です。
前作でシリーズは終了したと思われていましたが、今回の映画では定年退職を控えた二人の老刑事の大活躍が観られる様です。どうも、見事に事件を解決して無事に退職出来るか、それとも殉職してしまうのか――というハラハラ・ドキドキのストーリーの様です。
『あぶない刑事』は、1986年に日本テレビ系列で放送が開始された同名の刑事ドラマと映画のシリーズ。港町横浜を舞台に、神奈川県警港警察署捜査課の刑事、「(ダンディー)鷹山敏樹/タカ」と「(セクシー)大下勇次/ユージ」のコンビの荒唐無稽で破天荒な活躍を、時にコメディタッチを交えながら描く警察ストーリーで、毎回、その型破りな銃撃やカーチェイスなどのアクションシーンは大きな話題ともなりました。
同シリーズは20年近くに渡る人気シリーズであり、今までにテレビのレギュラーシリーズが2作(全76話)、劇場映画は6本、テレビのスペシャル番組が1本製作されています。
テレビシリーズは原則として一話完結タイプですが、シリーズ全体を通して広域暴力団「銀星会」との対決が描かれています。またテレビシリーズでは、各回につけられるサブタイトルは必ず二字熟語となっていました。
歴代の主な出演者は、主役の刑事コンビ、鷹山敏樹役の舘ひろしさんと大下勇次役の柴田恭兵さん、後輩刑事(後に上司の捜査課長)の町田透に仲村トオルさん、同僚刑事の田中文男役がベンガルさん、上司の捜査課長である近藤卓造に故中条静夫さん、庶務係婦警の山路瞳役が長谷部香苗さん、同じく婦警役に島崎和歌子さんや中江里香さん、そして主人公コンビのサポート役でいま一人の主人公ともいえる(後に少年課長となる)婦人警察官、真山薫に浅野温子さん、少年課長で後に署長となる松村優子役に木の実ナナさんなどです。また小林稔侍さんも上司の役で出演していました。
この作品は1986年に連続テレビドラマとして放映が開始されましたから、足掛け30年を迎えた節目の年に、遂にシリーズは完全完結することになりました。
あの名(迷)コンビと、後輩の透くんや薫女史との軽妙な掛け合いが観られなくなるのは残念ですネ・・・。ちなみに私は、ユージのファンでした♥
-終-
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