観光旅行で来日した中国人に人気のお土産のひとつが、医薬品だそうです。
中国のソーシャルメディアでは具体的なブランド名を挙げた「日本で買うべき神薬12選」などの記事が人気を博しており、この内容が日本でも話題になっています…。
中国のソーシャルメディアが選んだ日本の『神薬12』
昨年(2014年)の10月には、中国のソーシャルメディア『捜狐』(中国三大ポータルのひとつ)が「日本に行ったら買わねばならない12の医薬品」と題した記事を掲載しましたが、日本でもこの12の医薬品についての検索が急上昇しています。そこで、この「日本に行ったらぜひ買っておくべき12の医薬品」を紹介することに致します。
目薬 参天製薬『サンテ ボーティエ』
ローズの香りで、中国人には香水のような高級感あふれるボトルデザインが人気の一因。疲れ目やかすみ、充血によく効き、眼病予防にも役立つと評されています。
消炎鎮痛剤 小林製薬『アンメルツヨコヨコ』
容器の首が曲がっており、どこにでも塗り易い消炎鎮痛剤です。肩こりや腰痛に良く効き、塗りごこちの良い爽やかな薬と評価されています。
液体絆創膏 小林製薬『サカムケア』
ハケ付きで塗りやすい液体絆創膏。その有効な消毒作用や透明タイプで目立ちにくい点、傷口が水に濡れても大丈夫な点が評価されています。
冷却剤 小林製薬『熱さまシート』
大人用と子供用があり、多くの世代の急な発熱に対応。無香料・無着色なのでカブレ難く、使い方が簡単な点も人気です。
頭痛薬 エスエス製薬『イブクイック頭痛薬』
イブプロフェンをはじめ、その効果を高めるアリルイソプロピルアセチル尿素・無水カフェインを配合しています。効き目が早く胃にやさしい頭痛薬で、熱にも有効な点が評価されています。
消炎鎮痛剤 久光製薬『サロンパス』
しなやかで、優しい貼りごこち。サリチル酸メチルを10%配合してあります。日本で最も売れているプラスター(塗・貼薬)として中国人にも人気があります。
角質軟化剤 小林製薬『ニノキュア』
二の腕などのブツブツを治すクリームタイプの塗薬です。また抗炎症効果で気になる赤みも改善し、中国でも評価が高い薬です。
L-システイン製剤 エスエス製薬『ハイチオールC』
シミ、そばかすによく効くとされています。L-システインとビタミンCが肌の代謝をたすけ、過剰にできたメラニンを排出します。また、二日酔いや全身倦怠の改善にも役立ちます。
便秘薬 皇漢堂製薬『ビューラックA』
ビューラックAは結腸粘膜に直接作用する刺激性下剤で、ロングセラー医薬品として中国でも大きな信頼を得ているブランドです。
口内炎薬 大正製薬『口内炎パッチ大正A』
貼るタイプ(パッチ)の口内炎治療薬。患部を刺激からしっかりカバーし有効成分がだ液で流れない為、効果的な治療ができます。無味で舌炎にも対処可能な優れものです。
女性保健薬 小林製薬『命の母A』
言わずと知れたベストセラー薬品で、更年期障害で悩む女性には最適の薬として中国でも有名です。13種類の生薬とビタミン類やカルシウムなどを配合しており、穏やかに効果が表れてきます。
喉(のど)の薬 『龍角散』
キキョウ、セネガなどの生薬サポニン成分が直接のどの粘膜に作用して、穏やかに効果をあらわす喉薬で、咳や喉の痛み、炎症に水なしで服用出来きます。江戸時代より続く老舗のお薬です。
様々な事情があって、良質な医薬品が手に入り難い中国では、日本への旅行の際に大量に買いだめする人が多いようです。
いつでも好きなだけ上記などの医薬品(売薬)が手に入る日本に生まれて、きっと私たちは幸せなんでしょうね…。
-終-
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