『コーヒーや緑茶をよく飲む人は死亡リスクが低減される・・・』
なんと嬉しいニュースでしょうか。コーヒーはそれほどでもありませんが、緑茶や紅茶が大好きな私としては、大歓迎の話題です・・・。
5月7日の(CX)FNNニュースによると、緑茶やコーヒーの1日の摂取量が多い人ほど、死亡率が低下するといった研究成果が発表されたそうです。
国立がん研究センターと東京大学の研究グループが、40〜69歳の男女およそ9万人を1990年代から2011年まで追跡調査して、緑茶やコーヒーを飲む頻度と死亡の関連を調査したところ、1日の摂取量が多いほど死亡率が低下する傾向が見られたそうです。
緑茶を飲む頻度が一日1杯未満の人が死亡する危険性を100%とした場合、一日に1杯から2杯の場合、男性は96%で女性は90%、一日5杯以上飲む人は、男性が87%で女性が83%と、喫茶の回数が多いほど死亡する危険性が低下することが判明しました。
緑茶を1日5杯以上飲む男性の場合は、ほとんど飲まない男性に比べて脳血管病で死ぬ危険性が24%も減り、呼吸器病では45%減でした。女性は、心臓病で死ぬ危険性が37%減少したそうです。
更にコーヒーでも、1日に1杯から2杯飲むと答えた人は、病気などで死亡する危険性が、ほとんど飲まない人に比べて15%低く、習慣的に1日3杯から4杯飲むと答えた人では、飲まない人に比べて死亡リスクが24%も減りました。
また、3杯~4杯飲むと答えた人の場合、狭心症や心筋梗塞などの心臓病で死ぬ危険性が、ほとんど飲まないとした人に比べて36%低く、脳内出血や脳梗塞などの脳血管病は43%、肺炎などの呼吸器病は40%低かったそうです。
研究グループは、緑茶やコーヒーに含まれるクロロゲン酸は脂肪を燃焼させ、カテキンは血糖値を改善する効果、カフェインは血管を健康に保つとされる効果などがあり、これらの効用がこの死亡リスクの低減の原因と考えられるそうです。
またまたこういう話を聴くと、ついついガブ飲みしちゃうんですよネ。何事も、適量が一番のハズ。調子に乗らずに、ほどほどの量を飲んで、健康維持に繋げましょう!!
-終-
《広告》