【ちょこっとニュ~ス♪】 このメールは自動的に消滅する!! 〈93JKI26〉

スパイ大作戦111ダウンロード2代目リーダー役のピーター・グレイブスが『当局』から指令を受けていると、最後には「なお、このテープは自動的に消滅する」の言葉のあと、白い煙がボワッと出てきてテープが溶けちゃうんです。懐かしいなぁ、『スパイ大作戦』。ところで、今回の話題の「読まれた後に自動的に消滅する電子メール」は、これと同じことなんでしょうかネ? 

 

 

今回の【ちょこっとニュ~ス♪】は、食べ歩きと昼寝が趣味の「単なる太っちょ」こと、ちょこっとニュ~ス配信組合員8号のハッチがお送りします。

 

さて本題に入ると、そうなんですヨ。「読まれた後に自動的に消滅する電子メール」アプリが開発されたんです。要するに、『スパイ大作戦』の指令と同じ使いかたが出来るんですね、これは。

AFPが5月7日に報じたところでは、アメリカのITベンチャー企業コンフィデンシャルCC(Confidential CC)が、受信者が読み終えると「自動的に電子メールが消滅」するアプリを開発したと発表したんです。

メールが自動的に消滅するサービスは今までにも発表されていますが、今回、開発されたアプリは、あらゆる電子メールサービスで手軽に利用出来るテキスト・ベースという点が大きな特徴なのです。

使用方法は、該当のアプリを自分のPCやスマホにダウンロードした上で、そのアプリを起動してからg-mailなどの既存のメールサービスにログイン。新たにアドレス欄の「CC」や「BCC」の下に表示された「CCC」でメールを送信します。

CCC指定で送信されたメールは、受信者がメールを閉じると自動的に削除されるそうです。このCCCメールは、印刷や保存、転送などが出来ない設定となっており、また誤送信したメールの取り消しや添付ファイルの回収機能、時間を設定してメールを送信することが可能な機能なども備わっています。

更に、画面を写真撮影されることも想定して、送信者と受信者の情報は同時には表示されないとか、テキスト部分のボカシ表示や受信者は画面をスクロールしてはじめてテキストが読めるようになる、といった機能も盛り込まれているといいます。

 

このアプリの素晴らしさは、新たな専用のメールシステムとして開発されたのではなく、既成のメールソフトと組み合わせて使用が可能ということです。つまり、様々なメールソフト上で互換性を持って利用出来ることから、誰でも手軽にすぐさま活用出来るのです。

「iPhones」をはじめとするアップル(Apple)社の製品向けアプリは、既に公式ストア「App Store」で配信中です。グーグル社のOS「アンドロイド(Android)」向けとPC向けのバージョンも近日、公開予定とされています。

 

このメールアプリ、たしかに便利で、機密情報のやり取りなどや情報漏洩を防ぐ効果は大いに期待出来ますが・・・。

早速ネット上では、自動消滅機能を悪用する人が出てくるのではないかという懸念の声も挙がっているようです。たしかに・・・そうでしょうな、証拠隠滅と責任逃れには好都合。

そこで筆者からも一言、この記事の内容に誤りや間違いがあっても、ちょこっとニュース配信組合は一切関知しませんから、あしからず・・・。

-終-

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