偏極のワーク: 7つの原理・実践編(4)/atn

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実践編の第4回です。

前回まで、思考の俯瞰や抽象化の持つ意味、ワークショップの中での実施例、俯瞰のワークがベースとしているQE(Quantum Entrainment)の応用について書いてきました。

 

今回は「偏極(Polarization)」のワークです。

偏極のワークは「極性の原理」だけでなく、「照応の原理」、「振動の原理」、「リズムの原理」まで幅広くカバーできるワークです。俯瞰のワークと組み合わせて実施しています。

リズムが望ましくない極に向かっているとき、意識的に自己を「偏極」させ、自分を望ましい極に置くためのワークです。その結果、自分の設定した意図にのみ、注意を向けることができるようになります。

原理を書くとむずかしく感じられますが、ワーク自体はシンプルで楽しいものです。リラックスして楽しみながら、冷静さと精神的な強さを得られるワークになっています。

0909_02【偏極のワークの方法】

準備として、前回ご紹介した「俯瞰・拡張のワーク」を先に行います。

偏極のワークには、温度や明るさの変化をイメージしたり、コントロール・パネルのレバーを押し上げるようにイメージするなど、いくつかの方法があります。

コントロール・パネルのレバーは、アメリカの心理学者であり、多くの天使関連書籍の著者として知られる、ドリーン・バーチュー博士によって開発された優れた方法です。

私はこれらとは別の方法を考案し、何度かトライアルを実施しました。ワーク全体にスケーラビリティ(拡張性)を持たせ、他の原理もカバーできるようにしたオリジナルのメソッドです。

リラクゼーションの要素を重視して、かなりファンタジック(笑)なイメージワークになっています。少し荒唐無稽に感じられるかもしれません。「ファンタジーはちょっと、、、」と言われる方には、通常の方法でも可能です。

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まず現実をありのままに受け入れ、次に自分の思考と行動を望む方向にシフトするためのイメージワークを行います。しかし通常の方法では、「うまくイメージできない」という方もおられます。

そのような場合はガイドになるイメージを示すことで、うまくできるようにサポートするのですが、振動数の高い存在の象徴である「天使」や「妖精」のイメージを用いると、良好な結果が得られる方が多いことが解ったのです。

ワークの中に「照応の原理」で学んだ精神界の存在とされる天使や妖精のイメージが登場することは、「振動の原理」にも意識を向けることになり、相乗効果も期待できます。

ワークの実施例をご紹介しましょう。

偏極のワークは俯瞰のワークと組み合わせ、連続で行います。

0909_061.現在の思考と状況を俯瞰する。

まず、前回ご紹介したPure Awareness(純粋な気付き)の前半部分を応用したソフト瞑想を行い、リラックスした状態にします。

2.現在の状況を、スケールの極にマッピングする。

ここでは、海の底をイメージして頂きます。課題や問題点を抱えたまま、スクーバダイビングで海の底にいるイメージです。

(唐突で意味が解らないと思いますが、コントロールパネルのレバーを下げた状態と思ってください。)

3.自分の夢や理想をスケールの対極にマッピングし、イメージをシフトする。

海の底から上昇し、海面を飛び出し、空へ飛翔していくイメージワークです。俯瞰のワークを応用し、スケールの対極までシフトします。

(コントロールパネルのレバーを押し上げた状態です。)

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原理の説明は難しくなってしまいますが、実際に行うとき理屈を考える必要はまったくありません。ゆったりとリラクゼーション効果を楽しみながら、心が望む状態にシフトするイメージワークになっています。

海底から空まで一気に上昇することなど、現実には有りえないですよね。そのためガイドイメージを用います。おおらかな気持ちと、遊び心がポイントです。

荒唐無稽に思えるイメージですが、ワークの際の気付きは「照応の法則」により現実に反映させることができます。正しく行えば、大きな効果が得られます。

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天使と妖精のイメージを用いるこの方法には、英国雑貨輸入会社として運営する「クリサリスJP」と、パッションテストから始まった「ワークショップ」の、両方のノウハウが活かされています。

トライアルの結果を反映し、10月よりこれらのワークを「クリサリス・ワークショップ」として展開して行く予定です。クリサリスファンの方にも楽しく心地よいワークショップを提供しますので、ご期待ください。

▼ワークショップの詳細は
http://パッションテスト.com

 

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