くず餅です。しばらく投稿をお休みしていましたが、久々に投稿したいと思います。今回は、11月6日に行われた東葉高速鉄道の八千代緑が丘車両基地のイベントに行ってきましたので、是非、皆さんに紹介させて頂きます。
会場となった車両基地は、八千代緑が丘駅から少し歩いた住宅街の少し先にあります。イベントは午前10時30分に始まりました。とても広大な敷地の車両基地の中を歩いて行き、最初は研修庫の中に展示されている東葉高速鉄道の2000系の床下から見学しました。車両の床下の機器の様子が分かるよう、予め、点検蓋も外されています。
更に、車両の内部にも入ることが出来ました。車内には解説のパネルが貼ってあったり、ドアのレ-ルの中身が見えるようにドア上の蓋が開けてあったりと、とても分かり易くなっています。運転台も中には入れませんが、仕切り壁ごしに見学することが可能でした。また運転台の中には説明係の職員がいて、分かり易く説明してくれました。
その後、研修庫隣の車両展示スペ-スに進むと、東葉高速鉄道の車両だけでなく東京メトロ東西線の05系車両や07系車両が展示されていました。今年は、今となってはとても貴重な07系が展示されていたので、カメラを向ける鉄道ファンの数が多かったようです。
この東京メトロ07系はもともと有楽町線に導入された車両でしたが、ホームドアの設置と副都心線の開業、東急東横線や西武鉄道、そして東武鉄道の乗り入れ等には車両の構造上、対応が出来ずに転属先を探していたところ、ようやく東西線に引き取られて現在に至りますが、そんな経緯を頭に浮かべながら、私も夢中で写真を撮りました。
そして今回のイベントの一環として、東葉高速鉄道が今年で開業20周年になるのを記念した臨時列車が走るというので乗車してみることにしました。これは八千代緑が丘車両基地から駅を経由して本線の飯山満という駅まで乗り入れるという、大変、珍しい運行です。
臨時電車は11時35分ごろ車両基地を出て八千代緑が丘駅まで走りだしました。一度駅構内の2番線に止まり、他の営業中の電車の運行状況を確認してから出発しましたが、途中駅には一切止まりません。逆に停車した時はカメラを向けて撮影する人達や、不思議そうに眺めている一般の乗客もいました。
飯山満駅に到着後、運転士と車掌が入れ替わり、今度は車両基地へと折り返して走りだしました。一度、八千代緑が丘駅の3番線に到着して停車した後、車両基地構内に進入します。入口に簡単な踏切がありますが、ここは電車が通過する際には閉鎖されていました。その後、構内の洗浄線に到着し終了となりましたが、とても貴重な体験が出来きました。
それ以外にも、他の私鉄会社の販売ブースやバスの展示、ポニ-やモルモットなどの動物達の展示等もあり、一通りそれらを見た後に会場を後にしました。
今年はかつてない有意義な体験、特に東京メトロ東西線の07系車両を見学することが出来きましたので、この基地まつりを訪問した甲斐がありました。
以上で第8回東葉家族車両基地まつりのレポートを終わりますが、現在、紙工作の方も再開して作業を進めていますので、またの機会にご紹介したいと思います。
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