くず餅です。今回は12月23日~25日まで臨時運行されている東京メトロ日比谷線の新型車両13000系を見に行ってきましたので、速報で紹介したいと思います。
12月24日、09時40分頃に乗車と撮影をしてきました。霞が関駅から隣の日比谷駅まで移動して、そこから霞が関行きの新型車両の13000系に乗車することにしました。
現在、活躍している車両は03系です。
先ず03系について紹介すると、1988年に導入された電車でモ-タ-は高周波分巻きチョッパ制御の車両で、車体の長さは18m、片側3扉の車両と混雑時に活躍する5扉の2種類が存在します。ただ、近年になりホ-ムドアの設置が義務付けられようになってきたため、ホ-ムドアの設置に対応できない03系は置き換えの対象になってしまいました。
それまでは日比谷線は他の地下鉄と違い、トンネルの壁の断面の狭さと急カ-ブが多い区間があることから20m車体の電車を導入できませんでしたが、事前に計測を行ってみると、さほど今の03系と13000系には差がないことがわかり、今回の導入に至ったとされています。
さて今回、新たに導入された13000系は、モータ-はIGBT方式のVVVFインバータ制御でPMSM方式と呼ばれる方式を採用しています。車体の長さは20mあり、片側4扉となっています。
霞が関方向のホ-ムに移動するとすぐにお目当ての新型車両がやってきました。この時、車内は鉄道ファンの人達でとても混雑していたようです。外観は今までの日比谷線のイメ-ジとは全然違っていて、とてもスマ-トな顔つきをしていました。普段活躍している03系とはデザインも全く別モノ、ホームに入ってきた瞬間の存在感が今までの車両とは全然異なって感じられました。
車内はとても暖かい色彩の内装で、地下鉄のいわゆる薄暗さは全くありません。特に私は、荷物棚についている江戸切子摸様といわれるデザインが大変気に入りました。車内照明に照らされてとても綺麗に光っていて、すごくセンスの良いデザインです。また特徴的なのは、優先席のマ-クが車両の端に貼られていて、その部分のみ帯が黒い太帯になっていることでしょうか。
その日は、霞ヶ関駅にはたくさんの鉄道ファンがいてよく車両を観察できなかったため、私は隣の日比谷駅まで乗車して改めて撮影を行いました。一駅違いですが、日比谷駅にはそれほど鉄道ファンはいなかったために、真近で観察し撮影することが可能となりました。
臨時運転されるのは12月25日迄で、実際の営業運転に就くのは2016年度内だそうです。2020年度までに増備されるとのことなので、これから楽しみに待ちたいと思います。
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