ちょっと見た目がカワイイ海洋生物を発見。ディズニーキャラクターの「ダンボ」に似ている為、『ダンボ・オクトパス』と呼ばれている。
体長は20cm前後のものが中心で、泳ぐ時に耳のようなヒレがヒラヒラと動く様に見えるところが、まさしく象の「ダンボ」そのものだ。
最近、なにかと人気の深海生物だが、たしかに異形な生き物がたくさん生息していて、その姿を見ているだけで不思議と楽しくなる。
『ダンボ・オクトパス』もその中のひとつで、まるで耳のように見える部位が特徴的で、その名はズバリ、ディズニーキャラクターの「ダンボ」からきているそうだ。
この生物は、水深300~400mの中深層に生息する深海生物だが、中には最大7,000mという超深海にまで生息するGrimpoteuthis属のタコである。
これまでに14種類が確認されているそうで、実際には大きさや形態も様々で、平均的には20㎝前後のものが中心だが、最大で体長1.8メートル体重5.8kgのものも確認されている。まるで耳があるように見えるところが人気のタコだが、もちろん、耳部分に相当する部位が見当たらないタイプも多く存在しているみたいだ。
詳しい生態はまだはっきりと解かっておらず、海底に住むプランクトンや、等脚類、甲殻類などを餌としているという。他のタコたちと同様に、水を吸い込んで漏斗から噴射しながら泳ぐが、水圧の高い深海部ではこの噴射だけでは推力が足りない為に、ダンボの耳部分がフィンのような機能を果たし、補助的な推進力となっているとの説もあるようだ。
↓『Dumbo』 提供:Stein Unger Hitland 参考:University of Bergen
↓『RSNOOI 著作・協力:University of Washington etc. 』 提供:
和名を「オオクラゲダコ」と云う、との説明があるようだが、これは間違いの様である。正式な和名の種・属などの学術名はまだ決まっていないらしい。
上記の動画を観て、少しは心が癒されただろうか?
まぁ、実際にはMBARIの写真で受ける印象のようにカワイイものばかりではないのだけれども、そこはあくまでも深海生物だから仕方がない・・・。
多少でも、日頃のストレスを忘れてのんびりとした気持ちとなって頂けたら幸いである。
-終-
《スポンサードリンク》
新品価格 |
新品価格 |
新品価格 |