【京子先生の流行探検隊】 ツイッター(Teitter)で宝探し!! 〈545JKI17〉

探し物1ダウンロード今、米国カリフォルニア州で、謎の富豪が仕掛けた宝探しが話題になっています。

街中の色々な場所に現金が入った封筒を隠して、その場所のヒントをツイッターで知らせて、フォロワー(閲覧者)に宝探しをさせるというもの。

なんだか、加熱しすぎて危ない展開に為らなければイイんですけど。ちょっとこの流行は心配ですネ。

 

先週より、米国カリフォルニア州で現金入りの封筒をお宝と称して隠しては、ツイッターでフォロワー(閲覧者)に探させるという人物が現れました。

多くのメディアがこの宝探しの様子を取り上げているため、騒動は日増しに拡大しており、あっという間に世界中で模倣の動きも出てきました。

 

お宝を設置しているのは、サンフランシスコの不動産デベロッパー(自称)の男性で、年齢は35~45歳らしいとのこと。AP通信によると、最近、男性は不動産売買などで大儲けしたとのことで「数十万ドル単位の利益を得たので、楽しくて創造的な方法で社会に還元しようと思った」「これからアメリカ全土にこの活動を広げたい」と語っているそうです。

この男性は5月23日(現地時間)から、「@HiddenCash」(隠された金)と名乗り、ツイッター上に現金の隠し場所を写真などのヒントを添付しながら“つぶやいて”います。最初のサンフランシスコ~サンノゼ付近に隠された現金は約50ケ所で合計40~50万円にのぼったともいいます。

いまのところ、お宝は封筒に入れられた100ドルから200ドルの現金で、隠し場所も公園の植木の中やベンチの下などと様々のようです。道路標識の裏側や消火栓、パーキングメーターなどに張り付けられているケースも散見されます。

お宝を見つけたフォロワー(閲覧者)がツイッターで成果を報告することでこの宝探しは更に広がり、既に数十人がお宝をゲットしたようです。また連日、この宝探しに奔走する人々の様子がTVなどで放映されて、周辺住民の競争心を煽っているのが現状です。

男性はその後、カリフォルニア州を南下しており、29日にはロサンゼルス地区でお宝を隠し続けています。彼のツイッターのフォロワー(閲覧者)は30日時点で、なんと35万4,000人以上に達しており、地元メディアによると、国内ではイリノイやカンザス、コロラド、フロリダなどの各州で、海外では英国やオランダ、南アフリカ、香港などで同様の宝探しゲームが始まっているそうです。

 

この富豪は地元メディアに対して、「まだまだ続けるぜ」と答えているそうですが、日本でも追随したゲームが始まるのでしょうか?

いち早く流行しているモノや事柄を調べるのが好きな私ですが、欲望をダイレクトに刺激して狂騒状態を招くこの様な流行は如何なものかと思います。あまりにヒート・アップしてトラブルが起きないとイイのですが・・・。

-終-

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投稿者: 野口 京子

以前は調査会社で働いていましたが、現在は広告代理店勤務。 読書がなにより好きです。料理も好きですが、テレビも嫌いじゃありません・・・。旅行やファッションにも興味があります。結局、何でも好き!ってことか・・・。 時代遅れの言葉ですが、『ミーちゃんハーちゃん』の代表として、面白そうなことや気になったことを、その都度、紹介していきますので、どうぞ、よろしくお願いします。